『ご縁』があって来ていただく方を大切にしたい。
あなたの個性、持ち味を活かしてください。

北野 均
古高 博史
営業部 課長 運行管理者
2009年3月 入社
2011年5月 管理職に登用
売上のこと、接客のこと、道のこと。なんでも心強い班長に相談できます。

当社では、乗務員さんの働きやすさとお客さまへのさらなるサービス向上を目指すため、「班体制」を取っています。班は全部で10班。京都市内と府南部に大きく分かれ、1班に班長が1人または2人付きます。
班長は、簡単に言えば「兄貴分」。良き相談役であり、背中を見せて教育していく役割も担っています。乗務員さんにとって一番の関心ごとは売上を上げることだと思いますが、それ以外の接客のことや道のことなど、何でも親身にアドバイスできる人が班長になっています。万一、事故が起こったときも班長がすぐにフォローに駆けつけてくれるので安心です。

今までに培ってきたものを活かして、
画一的でなく、個性を活かしたサービスを。

会社設立から16年目(2016年8月現在)ですが、先日の永年勤続表彰授与式では、勤続5年、勤続10年の人が併せて40名受賞されました。長く勤める方が多い理由は良い意味で『あまり厳しくない』からではないでしょうか(笑)。
乗務員さんの中には、年金を受給する人も出てきて、ゆとりをもって働く人も増えてきました。言葉も標準語でなく少し土地の言葉が出ても、それはかえって持ち味になるのかなと思っています。
地元の京田辺や城陽、宇治はもちろん、府外の枚方や奈良から通勤する乗務員さんも多いのが特徴ですね。一番難しいのが道かもしれませんが、覚えようと思って覚えられるものではありません。走っているうちに体得していくものなので、ゆっくり覚えていけば大丈夫です。
教習もしっかりしていますが、人対人の仕事なので、画一的なサービスではなく、乗務員さん個々が今までの人生で培ってきたもの、一人ひとりの個性を活かしたサービスを心がけてほしいですね。

「調子が悪かったら、帰っておいでや」
ドライバーの体調を何より大切に。

現在、運行管理者は専任で7人います。運行管理というと法的には厳しいものです。ダメなものはダメ。例えば、ひと月あたりの最大拘束時間299時間以内(日勤者)も遵守しないといけません。ただ、厳しいばかりでなく、時には法的に問題ないものについては柔軟性を持たせることも大切にしています。
乗務員さんの中には、体調不良でもムリをして出勤される人もいます。朝来られて出庫するときに、パッと見て、「いつもと少し違うな」と思った場合、本来は1度出庫すると気を遣ってすぐに入庫する気にはならないと思うので「調子が悪かったら帰っておいでや」と声をかけるようにしています。そうした柔軟さや目配りがあるからこそ、長く続けていただいている方が多いのかなという気がします。